X(旧Twitter)では、フォローしていない相手から届いたDMが、通常の受信トレイではなく「メッセージリクエスト」に振り分けられることがあります。
しかし、初めて利用する方にとっては、DMリクエストがどこにあるのか分かりにくいものです。
「知らない人からDMが届いたはずなのに見つからない」
「メッセージのリクエストという項目が表示されない」
「リクエストを開いたら相手に既読が伝わるのか心配」
このように悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
DMリクエストは、通常のDMとは表示される場所や扱いが少し異なります。また、受信設定やクオリティフィルター、相手のアカウント状態などが原因で、届いたはずのメッセージを確認できない場合もあります。
この記事では、XのDMリクエストが表示される場所や端末別の確認手順、表示されない原因、承認・削除したときの変化について分かりやすく解説します。
この記事でわかること
- XのDMリクエストと通常のDMの違い
- iPhone・Android・パソコンでDMリクエストを確認する方法
- DMリクエストが表示されない主な原因
- フォローしていない人からDMを受け取るための設定
- リクエストを承認・削除したときに起こること
- 怪しいDMからアカウントを守るための注意点
XのDMリクエストとは?通常のDMとの違い

XのDMリクエストとは、主に自分がフォローしていない相手から届いたダイレクトメッセージを、通常の受信トレイとは分けて保管する仕組みです。
DMは「Direct Message」の略で、ほかの利用者と個別にメッセージをやり取りする機能です。ポストや返信とは異なり、原則として会話に参加しているアカウントだけが内容を確認できます。
ただし、フォローしていない人からのメッセージが、すべて自動的にリクエストへ入るわけではありません。自分のDM受信設定や、過去に相手とやり取りしたことがあるかどうかなどによって、届き方が変わります。
通常のDMとDMリクエストの違い
通常のDMとDMリクエストには、主に次のような違いがあります。
| 比較項目 | 通常のDM | DMリクエスト |
|---|---|---|
| 主な送信者 | フォロー中の相手や過去に会話した相手 | フォローしていない相手 |
| 表示場所 | DMの受信トレイ | メッセージリクエスト欄 |
| 最初に選べる操作 | そのまま返信できる | 承認または削除を選ぶ |
| 画像や動画 | 通常どおり表示される | 承認前は隠れることがある |
| 既読の扱い | 設定によって既読が伝わる | 承認するまで閲覧が相手に伝わらない |
DMリクエストは、知らない相手から突然送られてきたメッセージをすぐに受信トレイへ入れず、内容や送信者を確認してから会話を始められるようにするための仕組みです。
リクエストに振り分けられる主なメッセージ
次のようなメッセージは、DMリクエストへ振り分けられる可能性があります。
- 自分がフォローしていない相手から届いたDM
- 認証済みアカウントから届いたDM
- フォローしていない人から追加されたグループDM
- クオリティフィルターによって分類されたメッセージ
一方で、以前にDMリクエストを承認して会話したことがある相手からのメッセージは、通常の受信トレイへ届くことがあります。
フォローを解除しただけでは、それまでのDM関係が完全にリセットされるとは限りません。今後の連絡を止めたい場合は、会話の削除だけでなく、必要に応じて相手をブロックすることも検討しましょう。
DMリクエストが届く条件
フォローしていない相手からDMを受け取るには、自分のアカウントでメッセージリクエストの受信が許可されている必要があります。
Xでは、アカウントによって次のような受信範囲を選べます。
- 誰からでもメッセージリクエストを受け取る
- 認証済みアカウントから受け取る
- フォローしているアカウントからのみ受け取る
実際に表示される選択肢や名称は、アプリのバージョンやアカウントの状態によって変わる場合があります。
誰からでも受け取れる設定にしている場合、交流したことがない人から営業や勧誘のDMが届く可能性もあります。交流範囲を広げたい方には便利ですが、安全性とのバランスを考えて設定することが大切です。
XのDMリクエストはどこにある?端末別の確認方法

DMリクエストは、Xの「メッセージ」画面から確認できます。
ただし、利用している端末やアプリの表示状態によって、ボタンの位置が少し異なります。iPhone、Android、パソコンの順番に確認方法を見ていきましょう。
iPhoneで確認する方法
iPhone版のXアプリでは、次の手順でDMリクエストを確認できます。
- Xアプリを起動する
- 画面下にある封筒の形の「メッセージ」をタップする
- メッセージ画面上部の「メッセージリクエスト」をタップする
- 確認したいアカウントのメッセージを開く
- 内容を確認して「承認」または「削除」を選ぶ
画面上部に「メッセージリクエスト」が見当たらないときは、現在リクエストが届いていない可能性があります。
また、表示されていても場所が分かりにくい場合は、メッセージ画面を一番上までスクロールしてください。未読メッセージが多いと、リクエストの案内に気づきにくいことがあります。
アプリの画面構成は更新によって変わるため、「リクエスト」など短い名称で表示される場合もあります。
Androidで確認する方法
Android版のXアプリでも、基本的な流れはiPhoneと同じです。
- Xアプリを開く
- 画面下にある「メッセージ」をタップする
- メッセージ画面の「メッセージリクエスト」を開く
- 届いているリクエストを選択する
- 内容を確認して承認または削除する
Android端末は、機種やアプリのバージョンによってボタンの位置が異なる場合があります。画面下にメッセージのボタンがないときは、プロフィール画像やナビゲーションメニューを開き、「メッセージ」を探してみましょう。
複数のXアカウントを利用している方は、DMを受け取ったアカウントへ切り替えているかも確認してください。別のアカウントを開いていると、当然ながら目的のリクエストは表示されません。
パソコンのブラウザ版で確認する方法
パソコンからXを利用している場合は、ブラウザ版のメニューから確認できます。
- ブラウザでXにログインする
- 画面左側の「メッセージ」をクリックする
- メッセージ一覧にある「メッセージリクエスト」をクリックする
- 確認したいメッセージを開く
- 承認または削除を選ぶ
パソコンの画面幅が狭いと、左側のメニューが省略される場合があります。その場合は「もっと見る」やメニューアイコンを押し、「メッセージ」を選択してください。
ブラウザ版では、Xの表示倍率を大きくしすぎていると、一部のボタンが画面内に収まらないことがあります。項目が見つからないときは、ブラウザの表示倍率を100%前後に戻すのも有効です。
低品質と判断されたリクエストも確認する
Xには、好ましくない可能性があるメッセージを自動的に分ける「クオリティフィルター」があります。
このフィルターが有効になっていると、重複した内容や迷惑行為の可能性があるDMなどが、通常のリクエスト一覧に目立つ形で表示されないことがあります。
X公式ヘルプによると、フィルターで振り分けられたメッセージは、リクエスト画面下部にある低品質メッセージの項目から確認できます。また、振り分けられたDMについては通知が届かない場合があります。
相手がDMを送ったと言っているのに見つからない場合は、通常のリクエスト一覧だけでなく、フィルターで分けられたメッセージも確認してみましょう。
XのDMリクエストが表示されない主な原因

DMリクエストが表示されないからといって、必ずしもXの不具合とは限りません。
設定やアカウントの切り替え、相手側の操作など、さまざまな原因が考えられます。ひとつずつ確認すると、どこで問題が起きているのか判断しやすくなります。
受信できるDMの範囲が制限されている
最初に確認したいのが、DMの受信設定です。
フォローしている相手からのみDMを受け取る設定になっている場合、フォロー外の相手が新しくメッセージを送ろうとしても、DMを送信できないことがあります。
この場合は、相手が送信したつもりでも、実際には送信が完了していない可能性があります。DMリクエストにも表示されません。
フォローしていない人からDMを受け取る必要がある場合は、プライバシー設定でメッセージリクエストの受信範囲を変更しましょう。
ただし、誰からでも受け取れる状態にすると、不審な勧誘や迷惑メッセージも届きやすくなります。必要な期間だけ設定を変更し、用事が済んだら元に戻す方法もあります。
クオリティフィルターで振り分けられている
クオリティフィルターが有効になっていると、Xが低品質と判断したリクエストが別の場所へ移動する場合があります。
次のようなDMは、フィルターの対象になる可能性があります。
- 同じ内容を多くの利用者へ送っている
- 不審なURLが含まれている
- 過去にスパムとして報告された可能性がある
- 自動送信に見える内容になっている
- 攻撃的または不快と判断される表現が含まれている
ただし、Xはフィルターの詳しい判定基準をすべて公開しているわけではありません。普通のメッセージが誤って分けられる可能性もあるため、心当たりがあるときは低品質メッセージの欄も確認しましょう。
別のアカウントを開いている
複数のアカウントを使い分けている場合は、DMが届いたアカウントとは別のアカウントを開いていることがあります。
特に、個人用と仕事用、閲覧用と投稿用など、似たプロフィール画像のアカウントを登録している方は注意が必要です。
プロフィール画面を開き、次の項目を確認してください。
- 表示名
- ユーザー名
- プロフィール画像
- ログイン中のアカウント
相手には、DMを送ったユーザー名を確認してもらいましょう。表示名は同じものを設定できるため、必ず「@」から始まるユーザー名で照合するのがポイントです。
相手がメッセージを削除した、または送信できていない
送信者側の通信状態が悪かったり、操作が途中で止まったりすると、DMが正常に送信されていないことがあります。
相手が「送った」と思っていても、送信エラーになっている可能性があるため、送信済みの画面を確認してもらいましょう。
また、相手がアカウントを削除・凍結された場合や、自分をブロックした場合なども、会話やプロフィールを正常に確認できなくなることがあります。
なお、XのDMには会話を自分の受信トレイから削除する操作があります。削除による見え方は操作内容やアプリの仕様変更によって異なる可能性があるため、重要な連絡は別の方法でも確認すると安心です。
すでに一度承認している
以前に同じ相手から届いたDMリクエストを承認している場合、その後のメッセージはリクエストではなく、通常のDM一覧に表示されることがあります。
「リクエストにないから届いていない」と判断せず、通常のメッセージ一覧も確認してください。
メッセージ画面に検索欄が表示されている場合は、相手の表示名やユーザー名で検索すると見つけやすくなります。
フォローを解除した後でも、それまでに成立したDMの会話が継続する場合があります。そのため、現在フォローしていない相手でも、通常の受信トレイへメッセージが入る可能性があります。
アプリが最新の状態ではない
古いバージョンのXアプリを使っていると、画面が正しく表示されなかったり、DMの情報が更新されなかったりすることがあります。
iPhoneではApp Store、AndroidではGoogle Playストアを開き、Xアプリに更新がないか確認しましょう。
更新ボタンが表示されている場合は、安定した通信環境でアップデートを行ってください。更新後はアプリを一度完全に終了し、再び起動すると表示が直ることがあります。
OSが古い場合は、アプリの最新バージョンに対応できない可能性もあります。端末の設定から、iOSまたはAndroidの更新状況も確認しておきましょう。
X側で一時的な障害が起きている
DMだけが読み込めない、メッセージ画面が真っ白になる、複数のアカウントで同じ問題が起きる場合は、X側の一時的な障害も考えられます。
障害が疑われるときは、次の方法を試してみてください。
- 少し時間を空けてから再度確認する
- Wi-Fiとモバイル通信を切り替える
- アプリを再起動する
- ブラウザ版のXから確認する
- 別の端末で同じアカウントにログインする
アプリ版だけで表示されない場合は、ブラウザ版から確認できる可能性があります。反対に、ブラウザ版で問題が起きているときは、Xアプリを使ってみましょう。
通知だけが届いていない
DMリクエストそのものは届いていても、スマートフォンに通知が表示されない場合があります。
端末側でXの通知を許可していなかったり、省電力設定によってバックグラウンド通信が制限されていたりすると、通知が遅れることがあります。
また、クオリティフィルターで振り分けられたリクエストについては、通知されないことがあります。
「通知が来ていないこと」と「DMが届いていないこと」は同じではありません。通知がない場合でも、Xアプリを開いてメッセージリクエストを直接確認してください。
DMリクエストを受け取る設定を確認・変更する方法

フォローしていない人からのDMを受け取りたい場合は、プライバシー設定から受信範囲を確認します。
X公式ヘルプでは、ダイレクトメッセージの設定から、誰からメッセージリクエストを受け取るか変更できると案内されています。ただし、設定項目の名称は端末やアプリの更新によって変わる場合があります。
iPhone・Androidアプリで設定する手順
アプリでは、次の流れで設定画面を開きます。
- Xアプリを起動する
- 画面上部のプロフィール画像をタップする
- 「設定とプライバシー」を選ぶ
- 「プライバシーと安全」をタップする
- 「ダイレクトメッセージ」を開く
- メッセージリクエストの受信範囲を選ぶ
表示される主な選択肢は、誰からでも受け取る設定、認証済みアカウントから受け取る設定、フォロー中の相手に限定する設定などです。
フォローしていない一般アカウントからも受け取りたい場合は、最も広い受信範囲を選択します。
設定を変更しても、変更前に相手が送信できなかったDMが自動的に届くとは限りません。設定変更後に、相手へもう一度送信してもらいましょう。
パソコンのブラウザ版で設定する手順
パソコンでは、次の手順で確認できます。
- Xへログインする
- 左側の「もっと見る」をクリックする
- 「設定とプライバシー」を選ぶ
- 「プライバシーと安全」を開く
- 「ダイレクトメッセージ」を選ぶ
- メッセージリクエストの受信設定を変更する
画面が英語になっている場合は、「Settings and privacy」「Privacy and safety」「Direct Messages」の順番に進むと、目的の設定へ移動できます。
変更した設定は基本的に自動で保存されます。保存ボタンが表示される場合は、画面の案内に従って確定してください。
クオリティフィルターを変更する方法
必要なDMまでフィルターで分けられてしまう場合は、クオリティフィルターの設定も確認します。
X公式ヘルプでは、メッセージリクエスト画面上部の設定から、クオリティフィルターを変更できると案内されています。
アプリの表示によっては、次のような流れになります。
- 「メッセージ」を開く
- 「メッセージリクエスト」を選ぶ
- 画面上部の設定アイコンをタップする
- プライバシー設定を開く
- クオリティフィルターをオンまたはオフにする
フィルターをオフにすると、これまで目立たなかった迷惑メッセージも表示されやすくなります。目的のリクエストを確認した後は、必要に応じて再びオンに戻しましょう。
設定をオフにしても既存の会話は続くことがある
「誰からでもメッセージリクエストを受け取る」設定をオフにしても、すでに会話したことがある相手からのDMまで、必ず止まるわけではありません。
X公式ヘルプでも、設定を無効にした後でも、すでに会話が成立している相手からメッセージを受け取る場合があると説明されています。
特定の相手から今後DMを受け取りたくない場合は、受信範囲を変更するだけでなく、相手のブロックや報告を検討してください。
受信設定は、新しい相手がリクエストを送れるかどうかを調整する機能と考えると分かりやすいでしょう。
DMリクエストを承認・削除するとどうなる?

DMリクエストを開くと、一般的に「承認」と「削除」を選べます。
どちらを選ぶかによって、その後の表示や相手とのやり取りが変わるため、操作前に違いを確認しておきましょう。
承認すると通常のDMへ移動する
DMリクエストを承認すると、相手との会話が通常のDM受信トレイへ移動します。
承認後は、メッセージへの返信や画像の確認など、通常のDMと同じようにやり取りできるようになります。
承認するまでは、リクエストを読んだことが送信者へ伝わらない仕組みになっています。X公式ヘルプによると、相手が閲覧状況を確認できるようになるのは、受信者がリクエストを承認した後です。
知らない相手から届いたメッセージは、すぐに承認せず、プロフィールや内容を確認してから判断しましょう。
削除すると自分の受信トレイから消える
DMリクエストを削除すると、そのリクエストは自分の受信トレイから取り除かれます。
ただし、リクエストを削除するだけでは、同じ相手から今後メッセージが届くことを完全には防げません。再び連絡してほしくない場合は、相手をブロックする必要があります。
誤って削除したリクエストを簡単に元へ戻す機能は、通常は用意されていません。必要な連絡か判断できないときは、削除する前に相手のユーザー名やプロフィールを確認しておきましょう。
承認前の画像や動画は隠れることがある
フォローしていない相手から送られた画像や動画は、安全のため承認前に隠されることがあります。
「メディアを表示」などの項目を押すと内容を確認できる場合がありますが、不快な画像や詐欺サイトへ誘導する内容が含まれている可能性もあります。
送信者に心当たりがなく、本文も不自然な場合は、無理に画像やリンクを開く必要はありません。
特に、次のような内容には注意してください。
- 当選金やプレゼントの受け取りを案内する
- 投資や副業で必ず稼げると勧誘する
- アカウントが停止されると不安をあおる
- 外部サイトでのログインを求める
- 認証コードやパスワードを聞き出そうとする
Xや正規のサービスが、DMでパスワードを尋ねることは通常ありません。不審な内容であれば、承認せず削除・報告しましょう。
承認してから不審だと気づいた場合
リクエストを承認した後でも、相手をブロックしたり、会話を報告したりできます。
一度承認したからといって、返信を続ける必要はありません。途中で不審に感じた場合は、やり取りを中止してください。
会話画面の情報アイコンやメニューを開くと、一般的に次の操作を選べます。
- 会話をミュートする
- 会話を削除する
- 相手を報告する
- 相手をブロックする
金銭を要求された場合や、個人情報を送ってしまった場合は、会話の記録をスクリーンショットなどで残しておくことも大切です。その後、必要に応じて利用している金融機関や関係機関へ相談しましょう。
DMリクエストを安全に確認するための注意点

DMリクエストには、仕事の依頼や知人からの連絡など、必要なメッセージが届くこともあります。
一方で、知らない相手へ直接連絡できる仕組みを悪用した、詐欺やスパムも存在します。プロフィールだけで信用せず、メッセージの内容を落ち着いて確認することが重要です。
知らないURLをすぐに開かない
DMに記載されたURLは、表示されている文字と実際の移動先が異なる可能性があります。
有名な企業名やサービス名が書かれていても、公式サイトとは限りません。ログイン画面に見せかけた偽サイトで、ユーザー名やパスワードを盗もうとする手口も考えられます。
URLを開く必要がある場合は、次の点を確認しましょう。
- 送信者に心当たりがあるか
- 公式アカウントとして確認できるか
- URLのドメインが正しいか
- 不自然な日本語や急がせる表現がないか
- パスワードや認証コードを要求していないか
「今日中に手続きしないと停止される」など、判断を急がせる内容には特に注意が必要です。DM内のリンクを使わず、公式アプリや検索結果からサービスへアクセスすると安全性を高められます。
認証済みバッジだけで信用しない
認証済みのバッジが付いているアカウントであっても、メッセージの内容が安全だとは限りません。
現在のXでは、一定の条件を満たした有料プランの利用者などにも認証バッジが表示されます。バッジがあることだけで、企業や著名人の公式アカウントだと断定しないようにしましょう。
過去のポスト、アカウントの作成時期、フォロワーとのやり取り、公式サイトからのリンクなどを総合的に確認してください。
有名人や企業を名乗るアカウントから金銭や個人情報を求められた場合は、公式サイトに掲載された問い合わせ先から事実を確認すると安心です。
個人情報をDMで送らない
DMは公開ポストよりも第三者から見えにくい機能ですが、重要な個人情報を何でも送ってよいわけではありません。
次のような情報は、DMで安易に送らないようにしましょう。
- パスワード
- SMSなどで届いた認証コード
- クレジットカード番号
- 銀行口座の暗証番号
- 運転免許証などの本人確認書類
- 自宅住所や電話番号
- 現在地が分かる写真
相手のアカウントが乗っ取られている可能性もあります。知人からのメッセージであっても、普段とは異なる内容で個人情報や送金を求められた場合は、別の連絡手段で本人に確認しましょう。
怪しい相手は削除だけでなくブロックする
DMリクエストを削除しても、相手からの今後の連絡を完全に防げない場合があります。
同じ相手から繰り返し迷惑なDMが届くときは、ブロックを利用しましょう。詐欺や嫌がらせの可能性がある場合は、Xへの報告も検討してください。
ブロックすると相手との関係に影響するため、仕事上の連絡などで迷っている場合は、返信せずにプロフィールや所属先を確認してから判断します。
身の危険を感じる脅迫や、執拗な嫌がらせが続く場合は、メッセージを消す前に記録を残し、警察や専門窓口へ相談することも大切です。
受信範囲を必要以上に広げない
DMを誰からでも受け取れる設定は便利ですが、すべての方に必要なわけではありません。
知人やフォロー中の相手としかDMを使わない場合は、受信範囲を限定することで、迷惑メッセージが届く可能性を減らせます。
用途に合わせて、次のように使い分けるとよいでしょう。
- 仕事の問い合わせを受けたい場合:広い受信範囲にする
- 認証済みアカウントからだけ受けたい場合:対象を限定する
- 知人との連絡にしか使わない場合:フォロー中の相手に限定する
- 一時的に連絡を受けたい場合:必要な期間だけ設定を広げる
設定を広げる場合でも、クオリティフィルターを有効にしておくと、低品質と判断されたメッセージを分けやすくなります。
よくある質問
ここでは、XのDMリクエストについて疑問に感じやすいポイントを紹介します。
フォローしていない人からDMは届きますか?
自分がフォローしていない相手からでも、DMが届くことはあります。
ただし、自分がフォロー外のアカウントや認証済みアカウントからメッセージリクエストを受け取れる設定にしていることが条件です。
受信範囲をフォロー中の相手だけに限定している場合、新しい相手は基本的にDMを送信できません。
また、以前にDMリクエストを承認した相手とは、現在フォローしていなくても会話が継続する場合があります。
DMリクエストを見ると相手に既読がつきますか?
X公式ヘルプによると、リクエストを承認する前であれば、メッセージを見たことは送信者に伝わりません。
リクエストを承認すると、通常のDMとして扱われるようになります。その後の既読表示については、自分と相手の既読通知設定などにより変わる可能性があります。
内容だけ確認して返信するか考えたい場合は、承認する前に本文や送信者のプロフィールを確認しましょう。
DMリクエストを削除すると相手に通知されますか?
X公式ヘルプでは、削除するとリクエストが自分の受信トレイから取り除かれると説明されていますが、削除通知についての詳しい案内は確認できません。
少なくとも、削除した相手へ自分から返信が送信されるわけではありません。
ただし、削除しただけでは同じ相手から再びメッセージが届く可能性があります。今後の連絡も避けたい場合は、相手をブロックしてください。
承認したDMをリクエストへ戻せますか?
一度承認した会話を、簡単な操作で元のDMリクエストへ戻す機能は通常ありません。
承認後にやり取りをやめたい場合は、会話を削除する、相手をミュートする、ブロックするなど、目的に合った操作を選びましょう。
会話を削除しても、相手からの今後のDMまで確実に止まるとは限りません。連絡そのものを拒否したいときは、ブロックが適しています。
まとめ

XのDMリクエストは、主にフォローしていない相手から届いたメッセージを、通常の受信トレイと分けて確認するための機能です。
iPhoneやAndroidでは画面下の「メッセージ」、パソコンでは左側の「メッセージ」から、メッセージリクエストを確認できます。
リクエストが見つからない場合は、次の項目を確認しましょう。
- フォロー外の相手からDMを受け取れる設定になっているか
- クオリティフィルターで別の場所へ分けられていないか
- DMを受け取ったアカウントへ正しく切り替えているか
- 通常の受信トレイに会話が移動していないか
- Xアプリが最新の状態になっているか
- X側で一時的な障害が起きていないか
- 通知だけが届いていない状態ではないか
DMリクエストは、承認するまで閲覧したことが送信者へ伝わらないため、まずは相手のプロフィールやメッセージの内容を落ち着いて確認できます。
一方、知らない相手から届いたURLやファイルを安易に開くのは危険です。パスワード、認証コード、クレジットカード情報なども送らないようにしましょう。
怪しいDMは承認せずに削除し、繰り返し届く場合はブロックや報告を利用してください。
受信設定とクオリティフィルターを自分の使い方に合わせて調整すれば、必要な連絡を受け取りながら、迷惑なDMを避けやすくなります。
Xの画面や設定項目は更新によって変わることがあります。操作方法が見つからない場合は、X公式ヘルプ「ダイレクトメッセージについて」もあわせて確認してください。

